2021/03/15

令和3年度PTA委員選出について

日頃よりPTA活動にご理解・ご協力ありがとうございます。 例年通り、PTA委員選出に関する事前アンケートを実施いたします。アンケートは、メールメイトで配信いたしますので、3月28日(日)までに必ずご回答いただきますようお願いします。 各委員の選出ついては、回収したアンケート結果を基に、次年度保護者会にて決定いたします。

なお、事前アンケートで候補者が集まらなかった場合は、4月最初の保護者会にて話し合いを行い、委員を選出いたします。それでも候補者が出ない場合は、当日抽選を実施する可能性もございます。もし抽選となった場合は、当日保護者会を欠席されている方や、アンケートが未回答の方も対象となりますので、その旨ご了承ください。

お忙しいこととは思いますが、皆様の立候補を心よりお待ちしております。

各委員会の仕事について

学年委員会
  • 運営委員会への出席(代表のみ)
  • 各学年の親睦会(茶話会)等の企画/運営・・・各学年の教員と連携
  • 各学年担当行事の企画/運営
  • 各学年向けや担当行事に関するメールメイトの文書作成/配信
広報委員会
  • 運営委員会への出席(代表のみ)
  • PTA広報誌編集/発行
  • PTAホームページの運営/掲載・・・ホームページ管理人と連携
  • 学校行事/PTA行事の取材や原稿作成
  • PTA保護者からの掲載依頼記事原稿校正
候補者選考委員会
  • 運営委員会への出席(代表のみ)
  • 役員候補者選考に関する調整/文書作成
  • 役員候補者選考会の運営全般

 

※各委員の選出人数などの詳細は、下記リンク先をご確認ください。
令和3年度PTA委員選出

2021/03/06

鷹校祭こぼれ話〜かつて「紫団」がありました。

数年前まで、鷹校祭の団カラーには“紫”がありました。

本日、卒業式を迎えられた6期生は懐かしいのではないでしょうか。
現5年生が入学した年度から「紫団」は「緑団」へ変更されたのですが、
この“紫”、武蔵野の地にとっては特別な色でした。

昔、武蔵野(三鷹市、武蔵野市)の一帯には紫草(ムラサキソウ)が自生していました。その情景は古今和歌集にも詠まれています。

書道部のみなさんによる揮毫。このHPのために、鷹校書道部らしい、元気で迫力のある漢字仮名交じり作品に仕上げてくれました!

紫の ひともとゆえに武蔵野の
草はみながら あはれとぞ見る

この“紫”とは紫草のことです。

紫草。花は小さくて可憐な白色ですが、その根はとても鮮やかな紫色で、抗炎症の薬効があるといわれています。

江戸時代になると、
この紫根で染められた紫色が大流行し、“江戸紫”と呼ばれるようになりました。
ちなみに江戸紫はJISの色彩規格では濃い青みの紫。
歌舞伎に登場する助六のハチマキが有名です。
現在のスカイツリーの『雅』のライトアップも江戸紫なのだそうです。

こうして武蔵野=江戸紫となり、
鷹校でも団カラーに“紫”が採用されることに。
ところが!です。
「紫団(しだん)」と「黄団(きだん)」がとにかく聞き間違えやすい!
1点を争うような体育祭では困ってしまう、となり、
「紫団」の代わりに「緑団」が新しく登場したのだそうです。

広報委員会による広報誌『鷹校』。平成27年度版の表紙には「紫団」が健在ですね。

“むらさき”は武蔵野の各所で発見することができます。
「むらさき橋」もそのひとつです。

三鷹駅を起点とする「風の散歩道」の途中にある橋。最初に紹介した歌が名前の由来となっています。

「風の散歩道」とは、三鷹駅南口から井の頭公園の手前の万助橋に至る散歩道で、石畳の歩道やガス灯風の照明がロマンチックです。
ジブリのキャラクターの標識も見つけることができます。

ポカポカ陽気の日、家族で鷹校周辺や武蔵野一帯の散策をされてはいかがでしょうか。
“むらさき”の他にもいろいろな発見があることでしょう。


編集後記
数年前に、PTAサークル『三鷹散策の会』で風の散歩道を巡った際、元代表・五十嵐さん(6期生)から「紫団と紫草」の話をうかがいました。今回の記事はその話を元に取材・構成しました。
PTAサークルには『三鷹散策の会』とコーラス『こーる・あんだんて』があります。どちらも保護者が楽しめるステキなサークルです。改めて紹介したいと思いますので、お楽しみに。